膠原病とは膠原病とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などの細胞と細胞を結びつける「膠原線維」という組織に炎症が起きる病気の総称で、原因不明の発熱や湿疹、関節の痛みなどの症状が共通してみられます。 個々の病名には、全身性エリテマトーデス(SLE)、全身性硬化症(SSC) (全身性強皮症、進行性全身性硬化症(PSS)ともいう)、皮膚筋炎(DM)、多発性筋炎(PM)、関節リウマチ(RA)、リウマチ熱(RF)、結節性多発性動脈炎(PN)、混合性結合組織病(MCTD)、シェーグレン症候群(SjS)、Wegener肉芽腫症(WG)、過敏性血管炎、ベーチェット病などがあります。 膠原病の治療には、各疾患に合わせて副腎皮質ステロイドホルモンや免疫抑制剤などを使用することが多いのですが、副作用も見られるため使用に当たっては充分な注意が必要です。 膠原病が不治の病といわれたのは過去のことで、いまでは完全に治すのは難しいものの適切な治療により充分コントロールすることが可能になったといえます。 膠原病の特徴膠原病には結合組織病、自己免疫疾患、リウマチ性疾患の三つの特徴がみられます。 「結合組織」の中でも特に血管を中心として炎症が起こりますが、血管はあらゆる臓器に張り巡らされているため、血管の炎症が起こると、一度にいくつもの臓器に病変が起きてきます。また、過剰な免疫反応が起こり、自分の組織に攻撃を加えることも膠原病における臓器障害の原因になっています。このため膠原病は、自己免疫疾患といわれることもあります。そして、関節が痛くなったり腫れたりすることが多いために、リウマチ性疾患の範疇にも含まれます。 |
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