膠原病に克つ本―血液・血管を若々しくすれば完治も夢じゃない! 
膠原病を克服する―療養のための最新医学情報
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膠原病の治療法
膠原病の西洋医学的治療には、基礎療法と薬物療法があります。基礎療法は薬を用いずに病気をコントロールするもので、膠原病増悪予防、食餌療法からリハビリといったいろいろな方法があります。一方の薬物療法は、膠原病治療の柱となるもので、膠原病の免疫異常を改善する免疫療法と、膠原病で生じたいろいろな合併症を治す対症療法があります。
さらに最近では、血漿交換療法やリンパ球除去療法など新しい治療法が確立されています。
膠原病は単一の疾患ではなく、それぞれの特徴を持ったいくつかの疾患が同時に発現したものであるため、その疾患に合わせた薬物療法や日常生活の注意が必要です。
多くの膠原病では、副腎皮質ステロイドホルモンを使用することが多く、各病状に応じて薬の使用量を決定します。ステロイド治療は効果も十分期待できますが、その反面副作用が強いこともよく知られており、不眠、便秘、脱毛、にきび、肥満などのホルモン作用による影響や、長期服用による高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を併発したり、骨粗鬆症や感染症にかかりやすくなったりするなどの副作用が出現することもあるので、ステロイド剤の使用には充分な注意が必要です。
膠原病の治療は、この20年間で飛躍的に進歩し、すでに不治の病、致死的な病ではなくなり、充分コントロールが可能な慢性疾患と考えらるようになりました。
膠原病は完全に治すことはできないけれども、悪化重症化しないようにコントロールできることや、普通と変わりない日常生活を送っている患者が大勢いることを知り、積極的に治療を受けていく必要があります。そのためには、副作用や治療法など自分の病気について正しい知識を持ち、常に病気の状態を把握し理解しておくことが望まれます。